根っこから直す
「わかっちゃいるけど直らない」
悪いランニングフォームに悩んでいるランナーって多いのでは?
私はずっと悪い腕振りの癖がなかなか直りませんでした。
今まで何人かの先輩ランナーの方々に、腕振りを直したほうがいいよとアドバイスをいただき、直そうと努力したのですがなっかなか直せず・・・
私は腕を胸の前で抱え込むようにして小さくクルクル回すように振る癖があったのです。
「それ、Qちゃんの腕振りを意識してるんか?」
と夫に突っ込まれたこともあります。
(そういうわけじゃないんですが・・・たしかに高橋尚子さんの腕振りも小さかったですね。)
私が家でよく
「この腕振りが直らへ~ん」
と言って腕をクルクルやっていたので、息子ふくたに、
「子猫ちゃん
」
と言われていました。(うまい!)
この腕振りだと、胸を閉じる感じになり背筋をしっかり使えず、脚の筋力だけに頼った走り方になるので疲れやすいのです。
直そうと意識している時だけは直るのですが、意識していないといつの間にかまた「子猫ちゃん
」になっている。
練習時はできるだけ気を付けていられるのだけど、レースになると、特にフルの30km以降などはもう一歩一歩足を前に運ぶだけで精一杯で、とてもずーっと腕振りを意識して走るなんて無理です。
これを直して無意識にきれいな腕振りができるようになったら、もっと楽に効率の良い走りができるはず。
わかっちゃいるんだけど。。。。。
いくら頑張っても直らないので、終いには、
「もうええわ。これが私の走り方やねん。無理に直そうと意識したら逆に不自然な走りになって疲れるし、フォーム全体がおかしくなるねん。
Qちゃんやって、あの腕振りでオリンピックで金メダル獲ったやん。」
と、完全に開き直っていました。
それからはもう腕振りのことなんてすっかり頭から抜けていたのですが・・・
いつだったか、たまたま見ていたテレビ番組で、「今から始めるジョギング講座」みたいなのがやっていて、金哲彦さんがジョギングの基本について話していました。
私はこれまでに金さんの「体幹ランニング」 という本を読んだり、 「確実に速くなる走り方」 というDVDを観ていたので、一応「金さん理論」は知っていたのですが、改めてテレビで観て、
「ああ、そうやったそうやった!」
と、思い出しました。
丹田 (たんでん=おへその5cm下) に意識を置く。
金さんがまず最初におっしゃる基本の第一条です。
丹田に意識を置くことで、
腹筋に力が入る
↓↓
スッと背筋が伸びる。
↓↓
胸が開き、肩甲骨が引き寄せられる。
↓↓
腹筋・背筋、いわゆる「体幹」を使った走りができる。
↓↓
きれいなフォームで楽に走れる。
というわけですね。
せっかく勉強したのに忘れてたなあ。。。。。
それから練習で走る時はいつも、「丹田」 を意識して走るよう気を付けました。
あれもこれも、といろんな箇所に注意を向けようとしてもなかなかできないけど、何か一つのポイントだけなら常に忘れず意識することができます。
そして、ある時ふと気が付きました。
「腕振り、直ってるやん!!」
意識せず自然に腕の力が抜けてリラックスできていて、肘がしっかり後ろへ引けています。
あんなになかなか直らなくて、「もう直さんでええ」 と開き直っていた腕振りが、腕とはまったく違うポイントに意識を置いたことでいつの間にか直っていたのです。
これは私の適当な自己分析ですが・・・
今までは、
「体幹」がちゃんと使えていなくて脚の筋力だけに頼った走り方だったので疲れやすく、脚の疲労が極限状態に近くなると無意識に腕の力を使って前に進もうとする。
なので腕に力が入ってしまい、「子猫ちゃん
」になってしまっていたのでしょう。
「体幹」を意識すれば、腹筋・背筋などの大きな筋肉を使って身体を支えることができ、脚や腕などの末端部分は力を抜いてリラックスできるので、無駄なエネルギーを使わずとても効率の良い走り方ができます。
つまり、「腕を胸の前で抱えてクルクル・・・」という無駄な動きをする必要がなくなったわけですね。
これでもう 「子猫ちゃん
」 は卒業なのだ~♪
これって、故障の治し方に似てません?
例えば、
膝を痛めたときは太腿をケアし鍛えて治す。
足首を捻挫したときはふくらはぎをほぐして治す。
というように、
痛い箇所ではなく、そこに関連している部分を治療しますよね。
「根っこから直す(治す)」
ということでしょうか。
次の記事で、私が長い間患っていた「膝痛」 をどんなふうに治したか、お話します。
← 最近ランキングが凄いことになってる!
読者の皆さん、ありがとうございます。
今日もポチッとおねがいねっ![]()
今日ヒロくんママにいただいた「安納いも」、めちゃめちゃおいしかったです。貴重なもの、ありがとうございました。
(記事の内容と関係ないけど)
| 固定リンク




コメント