京都反核平和マラソン
走っていて、時々思うことがある。
「今、自分が走ってることに何の意味があるんやろ・・・」
もちろん好きで走ってるのだから楽しいし、走ってるおかげで心も体も健康でいられる。
目標を持って生きていれば、毎日を活き活きと過ごすことができる。
私が健康で楽しそうに過ごしていれば、家族も皆気分が良い。
それはそれで良いことなのだが、しかし私が走ることで家族を養えるわけでもないし、社会に何らかの貢献をしているわけでもない。
それで、少しでも何か誰かの役に立ちたいと思い、所属するランニングクラブの役員やランニング会の協力委員などをさせてもらっているのだが、私の力など本当に微力だし、「私にとって『ランニング』って単なる自己満足だなあ。。。」 とつくづく思うのである。
そんな私が、ほんのちょっぴり 「世界のため」 に走ってきました。
6月21日(日) 第28回 京都反核平和マラソン が開催されました。
(新日本スポーツ連盟京都府連盟・反核平和マラソン実行委員会主催)
「ノーモア・ヒロシマ! ノーモア・ナガサキ! ノーモア・ヒバクシャ!」
とのスローガンを掲げ、核兵器のない、戦争のない世界を願い、平和の尊さをアピールするために走る大会です。
私たちがランニングというスポーツを楽しめるのも平和な世界があってこそ。
スポーツのフェア精神も、広い意味で世界平和に通じるものと思います。
反核平和マラソン隊は、大山崎町役場を朝9時に出発し、長岡京市役所、向日市役所、立命館大学・国際平和ミュージアムなどを経て、京都市役所までの30kmを、ゆっくりゆっくり約6時間かけて、 「核兵器の廃絶」「被爆者援護」「戦争反対」 をアピールしながら走りました。
今回は約40名が参加。
この日は陽射しはあまりなかったものの、非常に湿度が高く息苦しいほどの蒸し暑さ。 走っているとまるで熱帯のジャングルにいるようでした。
実は私は都合により、スタート地点からではなくラスト10kmのみの参加でした。
なので少し物足りない感がありましたが、朝から全行程走られた皆さんはかなりお疲れだったことでしょう。
メンバーの多くは 「RUNNERS 9の会」 のユニフォームを着用されていました。
もちろん私も。
そして皆さん、背中に各々平和を訴えるスローガンを書いたゼッケンを付けています。
「9の会」はこの日入会された方々を含め、ついに会員数が400人に達したそうです。
399人目に登録されたのは、京都ランナーズの「ひとさん」。
”99”ということで、めでたくビール券をゲットされました。パチパチ!!
スタッフとして私たちのため車で伴走しお世話してくださった京都ランナーズの塚本さんがこんなことを・・・・・
「『9の会』って9人おるんか?」
「いやいや、京都だけで20人以上、全国で400人いるんですよ」
「そうなんかいな。ほんなら”9”て何やねん?」
「この”9”は『憲法9条』のことですよ」
「ああそうか。 わし、『9人の侍』のことかと思うててん」
「それは『7人の侍』やて」
塚本さんったらいつもこの調子。 わざとボケてはるんだか、天然ボケなんだかわからないところがおもしろい人です。
途中数ヶ所の休憩所でスタッフの方々が用意してくださるドリンクや軽食がありがたい。
次の行程への活力になります。
そして休憩所にも 「反核平和ランニング」 ののぼりを立ててアピール。
反核平和マラソン隊に伴走してくれた車。
この車は今年度で引退し、来年新調されるそうです。
京都反核平和マラソンはほとんどが狭い歩道を通るコースなので、歩行者や自転車の人たちに迷惑がられないかと少し心配もあったのですが、トラブルなどもなく全員無事にゴールできました。
そして道行く人たちが手を振ってくれたり、拍手・声援を送ってくれる場面もあり、初めて参加した私も 「走った甲斐があったわ」 と嬉しくなりました。
そして、今年入会したばかりでホームページやメールでしかやりとりのなかった「9の会」のメンバーの方たちや、ランニングと平和を愛する方たちと会えて、おしゃべりしながらとても楽しく走れて充実した一日を過ごせました。
平和の尊さを訴えるマラソン。
とてもとても小さな活動だけれど、こんな小さなことからコツコツと実行していくことが輪を広げ、世界を動かすことにつながるのかもしれませんね。
一緒に走ったランナーの皆さん、そして、準備、伴走など忙しくお世話してくださったスタッフの皆さん、ありがとうございました。
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コメント
「反核平和マラソン」、参加できてよかったですね。京都以外のところからも来られていたようで、にぎやかそう。
写真もたくさん撮ってくれはったので、様子がわかってうれしいです。
これが、じゃまでじゃまでしょうがないくらいの人数に増えるといいんやけど・・・。
今日6月23日は、沖縄「慰霊の日」。
昨日の夜、NHKで、「“集団自決”戦後64年の告白」という番組を見ました。今年の2月、マラソン大会に行ってきた渡嘉敷島の集団自決の生き残りの方の証言を聞きました。
「国のため、国のためとばかり言っていたが、人が死んで何の国のためか・・・」
今日の式典での、小6の男の子の詩もよかった。
「小さな声でとても小さな声で 『本当は話たくないサー』 少し首をかしげて 空を見上げる 人さし指の大きさの大きな傷 あごと左腕に残る 戦争の傷あと」
「祖母はもう今は歩くことができない 毎日毎日空を見て きっと 生きている喜び 生き残った悲しみを感じているのだろう ぼくは車イスを押して 祖母のいのりを引きつぐ 戦争のない平和な国を」
生きることが悲しいなんて、そんなことにならないように、今できることをいっしょに考えていきましょう。
投稿: パオパオ | 2009年6月24日 (水) 00時02分
その日は、阪急西院駅前で反核マラソンの皆さんに遭遇しました。
みきさんも走ってはったんですね。お疲れ様でした。
投稿: まりも | 2009年6月24日 (水) 22時24分
☆パオパオさん
いつもは自分のために走っている私ですが、ほんの少しだけ社会のためになる走りができたかな、と思える充実した一日でした。
戦争を体験した世代の人たちがだんだん少なくなってきて、日本では平和の尊さ・ありがたさがわからなくなってきている人が増えているように思います。
広島・長崎だけでなく、沖縄のことも、忘れないよう語り継いでいくことも大事ですね。
☆まりもさん
反核平和マラソンは初めて参加したんですが、街の人たちの反応があったのが嬉しかったです。
もしよければ、まりもさんも来年参加しませんか?
投稿: みき | 2009年6月26日 (金) 00時02分