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2009年3月29日 (日)

走る意味・その3(完結編)~「私として生きる、走る」

ランニングを始めたきっかけは、人によって様々。

健康維持のため、ダイエット、メタボ解消、趣味・生きがいとして・・・

自分を見つめ直すため、人生で何かを残すため、といった深い理由の人もいる。

最近は東京マラソンがきっかけでランニングブームとなり、あちこちでランナー・ジョガーを見かけるようになった。

 

私は人に 「走り始めたきっかけは?」 と聞かれると、いつも返答に困っていた。
ひとことでは答えられない。
だからいつも、
 「気が付けば走り始めてました」
と答えていた。

これからは、
 「私のブログ ”ふくたままのRunRunLife” の中の大傑作 『走る意味』シリーズ を読んでください」
と答えることにしよう(笑)

 

今回は完結編として、ランニングを始めてからの自分自身の変化、家族関係の変化、そしてランニングを通しての私自身の思いを綴ってみる。

 

 

☆ 夫の変化 ・ 私の変化

 

前回の記事で書いた「事件」のことは、夫自身にとっても相当ショッキングな出来事だったらしい。
カッとなると自分を抑えられなくなる性格をどうにかしなければならないとようやく気付いたようだった。
以来、夫は少しずつだが変わり始めた。

ランニングを始めた私に、今度は反対せず、応援すると言ってくれた。
彼は事件後、走ることを辞めていた。

(誤解のないよう。私は夫に「走るな」と言ったことは一度もない。)

夫はようやく分かり始めたようだった。
「妻」は「夫」の奴隷ではない。
どんな立場の人間もみな平等であり、人間らしく生きる権利、基本的人権が保障されている、ということ。
そんな当たり前のことを理解させるのに、結婚から10年以上もの年月を要した。
つい最近でさえ、「やっぱり無理。もう終わりにしよう。」と思ったことが何度かあるが、人間は自分を変えるというのはなかなか簡単にはいかないものだ。
相当の我慢と根気が要る。

また、夫婦が何もかも完全平等に生活するというのはなかなか難しいことで、それぞれの家庭によって役割分担の仕方も違い、どれが正解というのはないだろう。
けど、お互いが相手を思いやり尊重し合うことは最低限のルールだと私は思う。

私も人間。 機械のように休みなく働き続けることはできないし、時には疲れてくたばるし、息抜きしたい時もある。
一日のうちのわずかな時間でも、自分のために使いたい。
そう思うことは少しも悪いことではない。 それを自分にも言い聞かせ、「自分」を主張する努力をした。

そのひとつがランニングだった。

走っているときの私は、「主婦」でも「妻」でも「母」でもない。
あくまでも「ひとりの人間」である。
走る時だけは家族のことは一切忘れ、自分のことだけしか考えない。
誰のためでもない、自分のために走る。

「私」という人間の存在を夫に認めさせる。
夫婦関係の修復をそこから始めた。

私が強くならなければ。
暴力などに屈してはならない。

私は負けない。

 

 

☆ 挫折からの復活

 

思えばこれまでの私の人生、挫折ばかりの連続だった。

 

母親の虐待を受けていた幼少時代・・・

いじめられっ子だった小学校時代・・・

憧れの陸上部を窓から眺めているだけだった中学校時代・・・

これといって残せたものは何もなかった高校時代・・・

アーチェリーに打ち込んでみたが完全燃焼しきれなかった大学時代・・・

就職後5年で倒れ、使い捨てされてしまった会社員時代・・・

苦労ばかりで楽しいことは何もない結婚生活・・・

 

一度きりの人生、このままで終わっていいのか?

 

 

☆ 私として生きる、走る

 

私として生きる。 私として走る。

走ることで自分を鍛え、磨き、強くなりたい。

今度こそ、何があっても絶対に折れてはならない。
挫折の連鎖を断ち切るため、スタートしたからには走り続けよう。

 

先日の惨敗だった篠山マラソンは、そんな私の決意を再び思い出させてくれたのだ。

別にマラソンでなくても何でもいいのだ。
何かを、燃え尽きるまでとことんやり抜いて、人生の最後に振り返ったときに「十分やりきった」と満足できればいい。

 

 

☆ ”走る楽しさ”って・・・

 

私の走り方はどうも他人から見ると真面目過ぎて必死に見えるらしい。
たしかに走るときは一生懸命だし、のんびり周りの景色を楽しみながら走ることはあまりない。
仲間と一緒に走るのもたまにはいいけど、どちらかといえばひとりで黙々と走るほうが好き。
音楽を聴きながら走るなんてもってのほか!
(音楽を聴きながら走る人を批判しているのではありません。その人の自由です。)

また、以前の記事(07.12/15 女性美とランニング)にも書いたけど、ファッション性重視のランニングウエアは大嫌い。
吸湿性・速乾性・可動性など、あくまで機能性重視派。
ランスカ・ランドレスなんて一生着ることはないだろう。 遊んでるみたいでやる気がなくなる。
(ランスカ・ランドレスを着る人を批判しているのではありません。その人の自由です。)

こんな私はよく、
「もっと楽しく走ればいい」
と言われる。

でも、私はこれで楽しく走っているのだ。

まっすぐ前しか見ず淡々と走っていても、心は笑顔だ。

時には強風や雨の中、「くっそーっ!」と声を上げて走るときもある。
通りがかりの人が見たら、頭のおかしい人だと思うだろう。
でもこういう時こそ 「楽しいー」 と思う。
周りにどう見られるかなどまったく気にならない。

以前所属していた職場のランニングサークルはとてもお気楽サークルだったけど、走ること自体はそれほど楽しいと思えなかった。

「気楽に走る」 と 「楽しく走る」 は違うと思う。

”走る楽しさ”は人それぞれだろう。

 

ただ、「ゆっくり休みなさい」というアドバイスはありがたい。
周りからそう言ってもらって、「そっか、休めばいいんだ」と気付く時がある。
私は、ランニングに限らず、体が悲鳴を上げるまで休むことを忘れる傾向があるので、注意しなくては。
でも最近は私も要領が良くなってサボり上手になってきたので、どうぞご心配なく。

 

 

☆ 走ること・家族への思い ~未来へ~

 

私に触発されたのか、2年前から夫もまたランニングを再開した。

「夫婦共通の趣味があっていいね」 とよく言われるが、私にはあまり「共通の趣味」という意識はない。
夫には夫の走り方があり、私には私の走り方がある。
だから一緒に練習などすることは滅多にない。
練習の仕方にお互い口出し、干渉はしない、と約束している。

ただ、ランニングと家庭のバランスの取り方で時々けんかになる。
以前の記事にも書いたが、夫はどうしても自分の趣味を最優先にする傾向があり、私にばかり負担がのしかかる。

何度か夫とバトルを繰り返した結果、最近は休日の過ごし方も少し変わってきた。
私の提案で、たまにだが、休日に家族3人で一緒に走っている。
子供と一緒に走るには子供のペースに合わせなければならない。
このことは、いつもマイペースな夫にとって良い勉強だ。
息子にとっては家族で楽しい時間を過ごす貴重な時間。
そして私にとっては、普段息子をひとり家に置いて走りに行く時のような気兼ねや慌ただしさを感じることもなく、ゆっくり疲労抜きのリハビリジョグになる。

生活の中での趣味の位置づけ方。
これを間違うと家庭を壊すことにもなる。

どこへ向かって走るのか。
その方向性だけは見失わないようにしたい。

息子が成長し自立したら、私は夫に「好きにしなさい」と言うつもり。
寛平さんみたいにマラソンで世界一周でも何でも、ご自由にどうぞ。
そしたら私は私で、好きなように走らせてもらいます。

走ることに興味を持っている息子。
時々一緒に河川敷を走る時、とても楽しそうにしている。
もし将来一緒にマラソン大会で走れたら、私は真剣勝負でいくからね

 

走ることで、明るい未来になりますように。。。。。

 

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆  ★

「走る意味」シリーズはひとまず完結です。
これは自分自身の心の記録であり、本当はブログで書くようなことではなく、密かにマイノートにでも書きとめておけば良いことだと思うのですが、こうしてブログ上で公開することで自分をより客観的に見つめ直す機会になるかも、と思い記事にしてみました。
こんな気ままで自己満足な記事を、全編最後まで読んでくださった方々、本当にありがとうございます。
また、いつも皆さんからいただくコメント、とても励みになっています。感謝、感謝です。
これからまた私にとって「走る意味」が変わってくることもあるかもしれません。
そしたら「続・走る意味」シリーズ、という展開があるかも。。。。。?

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みきの心録(ココログ)」カテゴリの記事

ランニング」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。この記事でも触れられている「女性美とランニング」が以前たまたま検索にひっかかり、激しく同意して以来、いつもこっそり読んでいました。

ふくたままさんと私は、ランスカ着ない派というだけではなく、ランニングに対する向き合い方がすごく似ているな、と思います。

私もランニング中に音楽は絶対に聴かない派です。走っているときは、自分の体と対話しているので、音楽は邪魔だと感じるからです。レースの時などは、その空気を感じたいので、耳をふさいでしまうのはものすごくもったいないと思いますし。

あと、時々「楽しむ」ということに対する感じ方も同じです。「あはは~っという楽しさ」だけが楽しむということじゃないんだぞ!っと常々思っています。

生活の中での趣味の位置づけ・・すごく重要なことだと思います。私も優先順位を履き違えないようにしつつ、趣味のランニングも引き続き全力投球で楽しんでいこうと思います。

乱文、失礼しました。
あまりにも共感したので、どうしても一言コメントしたくなって(笑)

三部の力作、読ませていただきました。みきさんの「自分として生きること」に対する一生懸命さが伝わってきました。
いつも一生懸命だから、時には疲れてしまうこともあると思いますが、それがみきさんらしさなのかもしれませんね。
僕は、30代までは、けっこうお気楽に生きてきました。でも、本当に真剣に向き合ったことからでないと、得るものはないと思い、今は、自分なりに一生懸命やっています。
ときどき、息を抜いてリフレッシュしながら、一度切りの人生を駆け抜けていきましょう。最後に、自分なりによくやったなという気持をもてればよいと思っています。
(ちなみに、僕も音楽聴かない派です。今のところ)

 1番にコメント入れようと思ってたのに、やられたー。今回は、3番になってしまいました。
 みきさんの今回のシリーズは、不まじめ系(不謹慎系?)の私には「グサッ」ときて痛いです。まじめな話し合いに耐えられず、何回チャチャを入れて周りのひとを怒らせてしまったか分かりません。もちろん、その一番の被害者は、うちのヨメさんです。
 「人生、なめとんのかー」

 私のブログ「パオパオだより」からも、一日に一人二人ですがそちらに飛んでいるようです。いろいろな人に自分の考えを聞いてもらうのは、すごくいいことだと思いますよ。これからも、ジャンジャン書いてね。待ってます。

今日、出掛けていたら京都ランナーズのイケメンランナーから ふくたまま走る意味シリーズが遂に完結したとのメール連絡が入り、 慌てて帰ってすぐ読ませてもらいました。

 も~、何か今回も 改めてすごいなって思った。

色々辛いことにも耐えて頑張ってきたことも
その事を封印して流してしまわず ちゃんと糧にして
実にしていこうとする根性も
自分をコントロールする力も
ほんで この吸い込まれそうな程極めた文章力・・。
 すご過ぎ。。。心配ない、離婚してもマラソンライターとして食っていけるで!(笑)
 
夫婦ってやつも 一体なんなのか わからん時あるけど 仲良くしてたら 子どもが嬉しそうにしてるし
ま、これでええか~っとウチは夫婦で妥協だらけで。
いつ終止符がうたれるか・・。

でも1つくらいは お互い何があっても最後まで妥協せんと行ってみよな!

篠山であんな苦しくなっても ゴールして帰ってきた
姿を見た時。
「も~~ 暫く走りたくない・・」って
首を横に振ってたのに すぐ走りたくなってるような
ブログを読んだ時。 やっぱり・・・

こんな ふくたままが私はめっちゃ好っきやね~ん。
ほんまずっと私も負けんと頑張ろって思える刺激もらえる存在です。ありがとう!

(あ、ちなみに私は 音楽無しでは、よう走れへん。
 音楽療法で速く走れへんか研究中やで~(笑))

衝撃的な三部作読ませていただきました。
私はふくたままと違い、中学の時から陸上部で、そういう意味では走り始めて30年以上経ちます。
「走る意味」については若い頃より何度も考えてきたつもりですが、その時代に応じて変わってきてると思います。
つまり、今何が大切かを考えて走っています。
今一番大切なことでは走ることではありません。
もちろん走ることは大好きですが、大切なことを置いてけぼりにしてまで、することではないと考えています。
その辺がおちゃらけジョガーに思われてるんでしょうねえ。(私はランナーではなく自他ともに認めるジョガーです)
でも、一応福知山の40キロ地点での悔しさは忘れてないつもりですが。。。
「走る意味」は人それぞれですので申し訳ないですけど、また一緒に走りましょうね。
(音楽。。。聞きながら走ってますねえ。さすがにランスカははきませんが(笑))

☆yu-sanさん

コメントありがとうございます。
密かに読んでいただいてたんですね。
yu-sanさんのブログも覗かせていただきました。
アメリカ在住の方にも読まれているなんて、私のブログもグローバルになったもんだわ(笑)

本当にyu-sanさんと私とはランニングに対する姿勢・考えが似ていますね。
音楽を聴かない理由もまったく同じ。
私も激しく同意します!
シューズはasics派とか、new balanceのウエアのカラーが好きとかも同じ。
なんだか嬉しくなっちゃいます。

今後ともよろしくお願いしますね。
 
 
 
 
☆hoyohoyoさん

長い3部作全部読んでいただいてありがとうございます。
私は一生懸命過ぎて意地になってしまうことがあるので、時々落ち着いて息抜きしないといけないな、思っています。
まあ、最近はだいぶ手抜き・サボり上手になってきてますが・・・

hoyohoyoさんのブログを通しての私のイメージは、とても勉強熱心で物事を冷静的確に判断する方、という感じです。
いつも読んで勉強させてもらってます。
これからも楽しみに読ませていただきます。
 
 
 
 
☆パオパオさん

いつもしっかり読んでいただいてありがとうございます。

パオパオさんと奥さんとの掛け合いはいつも面白いですね。
おちゃらけな相方にビシッと厳しくツッ込む夫婦漫才みたいです。
私はパオパオさんみたいなキャラはなくてはならない存在だと思いますよ。
世の中みんなクソ真面目人間ばっかりだったら息が詰まります。

「パオパオだより」から飛んでこられる方がいるようで、嬉しいです。
またこれからもいろいろ気ままに書いていきますのでよろしくお願いします。
 
 
 
 
☆外やん

えらい褒めてくれて、なんか気恥かしいわ~
私、根性なんかないし、ほんまは弱いんよ。
でも意地っ張りやから、逆境になるほど「くそーっ」って燃えるねん。

離婚して、マラソンライター・・・それええな。
マジで考えよっかな(笑)
ほんま夫婦って一体何なんかわからんなあ。
うちもいつ終りになってもおかしないわ。

けど、これだけは絶対譲れへん、ていうものがあるしね。
お互い目標は見失わんように走り抜こうな。

私のほうこそ、外やんはいつも勇気をくれる存在やで。
ありがとう!
 
 
 
 
☆イケメン?ジョガーさん

・・・って誰かいな?
京都ランナーズにイケメンていたっけ?

て一瞬考えてしまいました。
失礼!ι(´Д`υ)アセアセ

30年以上も陸上の世界にいるってすごいことですね。
長くやっていればその時代に応じて「走る意味」も変わるだろうし、学生の頃は陸上に燃える青春時代だったんでしょうね。
ちょっと羨ましいなあ~

今はランナーズ会員の中でも特に走ることを楽しんでられる中のおひとりではないですか?

「福知山の40キロ地点・・・」
ずっと言われ続けるような・・・(;;;´Д`)ゝ
でも、毎年その地点に来ると私を思い出して頑張れるでしょ。フフフ・・

イケメンジョガーさんとならいつでも喜んでまた一緒に走らせてもらいます。

お久しぶりです。
良く心の中をここまでブログに書かれましたね。
かなり勇気のいることだったのではないかと思います。

皆、いろいろなことを背負って走っているのだと思います。
見ている人も走っている姿にそんな背景を何となく感じるからこそ、今マラソンはブームを迎えているような気がします。

上手く行かない時は、どうしても「何をやってるんだろう」と思ってしまいますが、私も走り始めた頃、何にでも達成感を感じれた、あの頃の感覚を忘れないで走り続けようと思っています。

原点を考えさせて頂ける、今回のブログでした。ありがとうございました。

☆クリさん

こんなことブログに書いていいのだろうか、と書く前は少し考えましたが、思い切って書いてみて皆さんからのコメントを読んで「書いてよかった」と思いました。

以前、有森裕子さんが「マラソンは一番自分と向き合うスポーツだ」と言ってましたが、私もそう思います。
マラソンって上手くいくときより上手くいかないときのほうが多く、人生に似てますよね。
そして自分と対話しながら道を切り開いていく。
こんなマラソンが私は好きです。

私も原点を忘れないように走り続けたいを思います。

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